追憶を語るにはまだ早い

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クソカスなアングルのサムネですまない。エスカレーター広告難易度高。

 

 

先日からまた、ゲ謎のオタクは忙しい。ゲゲゲの謎で鬼太郎ジャンルに落ちたオタクよ、全員通え。

 

ずっと念じてる。全員通ってくれ。なんなら払うから。

 

鬼太郎が滅法すきなオタクだが実はゲ謎の入りは親父だった。なにせマスコットとしてかわいい。田の中さんが大好きなのだ。実父でくれ。鬼太郎はほとんど活躍しないと知識は得ていたので逆に見に行きやすかった。オタクはこだわりが強いのだ。鬼太郎といえば戸田くん、松岡くん。昭和らしい漢気がありヤンチャな戸田くん。穏やかでなんか抜けててでも愛情豊かな松岡くん。今でもこの2人のシリーズを中心に楽しんでいるので、まだ沢城くんには人見知りをしていた。なんか丸っこくてかわいい、ちょっとイマドキな個が立つ沢城くん。

イケメンの親父が沢城くんのシリーズにもいるので枕返しも見てみた。つえ〜、ドイケメンじゃん。怖。

ちょっとモサい、影のある戸田くんの親父と大違い。戸田くんの親父シブいよね。

 

そんなわけで親父目当てで行ったし列車の初登場シーンは鑑賞席で爆上がり。関さんが好きなのだ。好き×好き=むり。意味もわからず一言目のセリフでバカ泣き。あんなプリチーな親父がこんな爆イケなの許せない。たすかる。

だが、推しというのは突然オタクの足を狙い沼に落としにくるわけで、ネットで界隈がざわついてた「乙女ゲーの選択肢スチル」と言われてた水木のあのシーンで照れ始めるオタク。恋かな。錫杖の刀で首を狙われる水木に目を奪われるオタク。恋かも。映画館を出る頃には水木のことばっか考えてた。恋だな。話題になる前に結局5回通った。4枚水木だった。水木はもしかして俺のこと好き?俺は好き。

 

そんなわけだから追憶展はめちゃくちゃ上がった。本当に上がる。全員行って欲しい。もう何なら見てないけどアマプラとかで見る前に行って欲しい。前後はめちゃくちゃ問うけど(ネタバレなので)問わないから行って欲しい。追憶展には限りがあるのだ。

表情資料みた〜〜〜!???!?オタクはゲゲの真ん中左から2番目が好きだし、水木は一番下の右がオススメ!!映画村で座敷牢に入ったのに座敷牢のおかわりができる!!みんなだいすき鶴瓶火にまた会える!!荷が重いけど新たな依代に自分が成り代わることもできる!!

設定資料集や原画にお世話にならないオタクはいないと思い込んでるんだけど、描き込みすぎたお詫びが多すぎて微笑ましかった。熱量を公式側から感じちゃうと愛するしかないよね。愛されて世に出たなら愛されてしかるべきだったって思えていいよね。あと、文字がヘロヘロで〜ってコメント通りにヘロヘロの字を見ると本当にアニメーターの仕事場の熾烈さを垣間見れるので本当につらく愛がないとやっていけない仕事なのがゆるせない。人の愛にあぐらをかくな、お給料たんまりあげてください。オタクたちの課金でみなさんにお寿司とか取ってあげてください。

そして父たちの話なのであまりいい意味で期待していなかったが、鬼太郎の原画を急にぶち込まれ脳が焼かれたりもした。あれすごい。すごい。(語彙力)体格比較の涙ぷくっとしたベビ鬼太郎ャバ〜オタクむちゃ笑顔なる。

 

腐語りになるのでここら辺は苦手な人は記憶を消していただきたいのだが、Cパートフロアは思想持ちにははちゃめちゃに楽園だった。なんなら””誕生””をタイトルに掲げるならあの数分が””全て””でしょ。愛があるよね。物語が、水木のなかの人生の時間が動き出すようなあのエンドロールからの流れよ。運命じゃん。しあわせになってほしい。

あんな綺麗なCパート知らんもん。感動で泣いてるのにエンドロールなのにエピローグでここから今までの全ての鬼太郎が始めるの、すごすぎでしょ。「キタキタキタァ!!!!!!」(有名な外国人の画像)としかならなかった。終わりなのに。爆泣きしてるのに映画館明るくなるし劇場スタッフの皆々様のお仕事のターンだし。オタク忙しい。

 

 

最後に、父たちの話という話の根幹をずっと保ち続けてきたことに、いつも心から感謝しているので改めて。

話題になればそれの流れにのっとってサブキャラにスポットがあたる場合がある。なんなら入特なんかはわかりやすい気がする。オタクは常に感謝をしてるので通うけど、特典が作品本編のイメージやメッセージ性を弱くさせることもたまーにある。たまに。それが回数を重ねるたびにちょっと怖い時もあった。でも追憶展の入特シークレットをもらった時「信頼できるなあ」って心底思ったわけで。本当に嬉しかった。どの立場かと言われればどの立場でもないわけだが。

最近は濁流がすぎて公式くん、、落ち着け、、落ち着くんだ、、としか思えてなかったが本当に感謝してます。すんげえ作品だなほんとに。